2013年の統計では、年齢別で65 歳以上が47.4%を占め、発生場所で最も多いのが住宅という事で、たとえ屋内でも安心出来ないようです。(総務省消防庁HPより)
・Ⅰ度・・・(軽症・・・日陰で休ませ水分補給を行う)
めまい、立ちくらみ、失神、筋肉痛、筋痙攣、(意識障害はない)
・Ⅱ度・・・(中等症・・・病院にかかり補液を受ける必要がある)
頭痛、吐き気、倦怠感、集中力や判断力の低下があり意識障害がある
・Ⅲ度・・・(重症・・・救急車で救命医療を行う医療施設に搬送し入院治療の必要がある)
39℃以上の高体温、Ⅱ度より重度の意識障害、肝臓または腎臓の機能障害、
播種性血管内凝固症候群(DIC)を起こしている、の中で一つ以上
熱中症の応急処置
安静、冷却、経口的に水分と電解質(スポーツドリンクなど)を摂取する
応急処置の要点(FIRE)
・Fluid: 水分と塩分の補給
・Ice: 冷却
・Rest: 安静
・(Emergency: 緊急事態の認識)
体が暑熱環境(暑い季節)に慣れる事を『暑熱順化』と言います。
暑熱順化すると、低い体温でも発汗が起きやすくなり、同じ体温での発汗量も増加します。
さらに皮膚の血流量も順化する前と比較して増加し、熱の放散が早い段階で行われるようになるので、体温(核心温)の上昇は少なくなります。
また、塩分の汗腺における血液中への再吸収能力が高まるので、汗に含まれる塩分が同じ発汗量に対して少なくなり、塩分の喪失量も減少します。
その結果、暑さに対して耐性が増し、熱中症にも強くなります。
0 件のコメント :
コメントを投稿