初めて『原爆の本』を買いました。
昭和20年(1945年)8月6日の午前8時15分。
原爆によって死亡した人の数については、現在も正確には把握できていないようですが、放射線による急性障害が一応治まった、この年の12月末までに、約14万人が死亡したと推計されています。
平成23年(2011年)3月11日には、 東日本大震災によって引き起こされた福島第一原子力発電所事故(国内外の報告書)で原子力発電所の『安全神話』が完全に崩壊し、この事故による間接的な原因でも多くの方が亡くなっていて、まだまだ問題は収束していません。
ここで今一度、日本は世界で唯一の被爆国だという事実を考えてみたい。
広島市と長崎市で受けた原爆という経験を、未来へ向けて、どのように生かしていくべきなのか。
生活して行く上で電気が欠かせないのは分かる。
原発によって多くの電気を得られるのも分かる。
でも、原子力によって生まれる『核のゴミ(核廃棄物)』は、今の所・・・当分の間・・・もしかすると永久に処理する事が出来ないかもしれない。
核廃棄物が完全に無害化されるまでには、10万年は掛かると言われています。
人類が10万年前、どんな状態であったか分かりますか。
・・・『無い袖は振れない』のです。
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