朝夕冷え込むようになり、日中の陽射しも弱まって来て、一雨ごとに寒さが増して行きます。
東京消防庁の調査によると、高齢者の負傷事故の原因は、転倒と転落が約8割を占めていて、その転倒場所の約6割が、自宅など建物の中で発生しています。
また、これからの冬場の時期に、骨粗鬆症によって骨折する件数が多いというデータがあります。
この原因として、自宅でコタツを利用する事によって、コタツ布団に足を取られて転倒したり、寒さの為に筋肉や関節が硬くなりやすく、着ている洋服も厚手になりがちなので、咄嗟に動き難いなどの理由が考えられます。
簡単に言えば、骨がリモデリングと言われる代謝をして入れ替わって行く中で『造るスピードよりも壊すスピードの方が早い為に、どんどん弱くなってしまう』という事です。
骨強度 = 骨密度 × 骨質
と表されますが、骨密度とは『一定容積の骨に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分の量』の事で、骨質とは『構造や材料』の事です。
例えば、骨を鉄筋コンクリートの建物だとすると、カルシウムなどのミネラルはコンクリートで、タンパク質であるコラーゲンがコンクリートの中に埋まっている鉄筋だとすると、これら鉄筋コンクリートが、ぎっしりと詰まっている事で丈夫な骨が作られるという事になります。
転んでも折れない丈夫な骨を作りましょう!
転んでも折れない丈夫な骨を作りましょう!
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