2014年10月23日木曜日

ウィルスって何者?

今日は、二十四節気の『霜降』です。
が冷気によってとなって降り始めて、植物ではなどが紅葉し始める頃とされています。
また、特にこの時期に吹く寒い北風を木枯らしと呼びます。

寒くなって来ると気になるのは『インフルエンザ』です。
これは、ウィルスによるのもですが、今年の夏、東京を中心に発生したデング熱や現在、西アフリカから広がりアメリカやスペインまで史上最悪の規模で感染が拡大しているエボラ出血熱の原因もウィルスによるものです。
19日現在、このエボラ出血熱の流行で、これまで確認された死者が4900人に迫り、感染者はほぼ1万人となった事が、世界保健機関(World Health Organization、WHO)によって発表されました。

ウィルスが原因の疾患は、子供の頃に罹りやすい麻疹風疹から、身近なヘルペス肝癌子宮頚癌などの癌、エイズなど多くの病気をもたらします。
ウィルスの大きさは20~970nm(ナノメートル:1mmの100万分の1)と小さく肉眼では見えないだけに怖い存在ですね。

ウィルスは、必ず生きている細胞(宿主:この場合は人間の細胞)に取り付き、自分の遺伝子をその生きた細胞の中に組み込み、その細胞をウィルス自身の複製工場に変える事で増えていきます。
ウィルスの本来の目的は、宿主を殺さないように自分が増えつつ、また宿主を渡り歩く必要もある為に、咳を出させたり、下痢をさせたりしています。
宿主が病気なって死んでしまっては、ウィルスも死んでしまう事になるのに、時には殺してしまいます。
ウィルスとは、変わった『生き物』です。

2014年10月10日金曜日

台風19号と通過後にもご注意を!

台風18号に引き続いて、2週間連続で日本列島に上陸しそうな19号が近付いて来ています。
この19号は、地球を高度約400キロで周回する国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する米宇宙飛行士リード・ワイズマン氏が、この写真を撮影して『こんな台風は見た事がない』と言うくらい大きいようです。

ところで、台風には、それぞれ名前が付いてるって知っていましたか?
台風には従来、アメリカが英語名(人名)を付けていましたが、北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本のほか14カ国などが加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には、同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付ける事になりました。
平成12年の台風第1号にカンボジアで『象』を意味する『ダムレイ』の名前が付けられ、以後、発生順に予め用意された140個の名前を順番に用いて、その後再び『ダムレイ』に戻ります。
台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので、概ね5年間で台風の名前が一巡する事になります。<気象庁のHPより>

ちなみに、台風19号の名前は、63番目の『Vongfong(ヴォンフォン)』と呼ばれ、スズメ蜂という意味です。

台風が日本列島を通過する頃から、最低気温と最高気温共に今週よりも下がるとの予報なので、服装など体調の管理は気を付けましょう!

2014年10月9日木曜日

皆既月食 『Blood Moon』

昨日は、二十四節気の『寒露』でした。
最近では、まだ昼間は暑い日もありますが、朝晩は涼しくなって来ました。
そうなると、一日の中での気温差が大きくなって、自律神経のバランスが崩れやすくなり、ギックリ腰などの症状が出やすくなるので注意が必要です。

また昨日は、約3年振りとなる『皆既月食』が観察出来ました。
月が赤く染まったように赤銅色に変化する事から『Blood Moon』と呼ばれています。
今回の皆既月食は、とても綺麗な天体ショーとなりました。
次回、日本で見れる皆既月食は2015年4月4日です。

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