2013年11月14日木曜日

柿食べてビタミンCを摂りましょう!

『柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺
あまりにも有名な“正岡子規”の俳句です。

この写真は、患者さんに頂いた、岐阜県本巣市を中心に栽培されている『富有柿』です。(少し傷が入っているだけで売り物にならないみたい。・・・もったいない。)
『柿が赤くなると医者が青くなる』と言われるくらい、柿には豊富な栄養素が含まれています。
特にビタミンCは、果物の中でもトップクラスで、これから寒くなり風邪の予防や美肌効果もあります。
食べると身体の中でビタミンAに変化するβカロテンは、抗酸化作用がある事から美肌効果ばかりでなく心疾患脳卒中、また皮膚や粘膜を丈夫にする事から皮膚がん肺がん咽頭がん食道がんと言った扁平上皮タイプの予防に効果があるという研究もあるようです。
柿はお酒を飲む人には強い味方で、タンニンポリフェノールの一種)やアルコールデヒドロゲナーゼ(アルコール分解酵素)、カリウム(利尿作用)などの働きにより二日酔い対策に有効なので、これから迎える忘年会新年会シーズンに活躍しそうです。
しかし良い事ばかりではなく、身体を冷やす作用があるので冷え性の方や妊婦の方、またタンニンが鉄分と結びつきやすく身体の中で吸収しにくくなるので貧血の方には注意が必要です。

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